花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(279) 忘れじの大阪城

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肥後橋から地下鉄で谷町四丁目へ。
大阪城に行くのは、随分と久しぶりだ。
ひょっとすると30年くらい遡るのかもしれない…。

駅を出てすぐに、NHKの新社屋と歴史博物館がある。
向かい側には大阪府警。テレビで見たことはあったが、
それがそこにある記憶は全くない。
自分が記憶している大阪城は、もう少し狭くて
いろんな建物があったような記憶だ。正しいかどうかは分からないが…。

久々の天守閣は、きっと改装工事もあったのだろうが、
真っ白な壁面に金箔が輝いていて、
ややもするとロシアの建物のような感じがした。

自分の記憶では、もっとくすんで青みがかった白に
金箔が目立たない、そんな大阪城だった。
だから、これが大阪城、といわれても俄かにピンと来ない。

ふと、映画「プリンセス・トヨトミ」を思い出し、
城を真正面に、たこ焼きを頬張った(笑)。