花鳥風月記

流れる水に文字を書く

アジ・フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 酒井俊@高田馬場 HOT HOUSE

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久しぶりのHOT HOUSEでのライブ。
東京では珍しい大雪の次の日、足元を気にしながら、お店に行く。
入口の横っちょには、なんとプロレスラー「谷津嘉章」の店ができてる…。

今回は、前日の横浜公演が中止の影響か、告知が奏功したのか、満席。
人とモノとがギュウギュウと、混然となったステージがスタートした。
ピアノ:田中信正アコーディオン:熊坂るつ子という
恐らくHOT HOUSEでは、初のメンバー。
鍵盤のコンビながら、非常に面白いハーモニーを奏でていた。

久々の満席とあって、マスターのアキさんの料理にも圧倒される。
唄に聴き入ろうという瞬間に、料理皿が回る。これが良い。
アットホームで、程よくゆるゆるな感じがHOT HOUSE STYLE。

極め付けは、20人分はあろうかというアジフライ。
奥の厨房で、ずーとパチパチと油の揚げる音がする。
聴衆の誰もが「次に何がでるのだろう」と
唄を聴きながら、気が気でないというか
聴覚が研ぎ澄まされることによる、想像力が膨らむ。

出てきたお皿は、神保町の洋食屋「七條」の海老フライを凌駕したような
屹立した、アジフライのオブジェ。
揚げたてを、島唐辛子で辛くした醤油を少しつけて食べる。
「超」がつくほど、美味。
俊さんのバースデーソングの後には、
バースデーケーキ代わりにろうそくのささった玉子焼きが登場。

まさに、俊さん・アキさんの「競演」となった。

あ、唄の感想が…。
ナーダム」良かったです。
しかし、まだ「だいだらぼっち」のCDが入手できていないので、
近いうちに手に入れよう…。