花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(286) ガンプラの思い出

ここ最近、ネットで「ガンダム」を見ている。
アニメ番組自体が1979年だから、30年は経っているか…。
記憶だと、再放送すればするほど、人気が過熱していたような気がした。
同時並行で、そのプラモデル「ガンプラ」が流行った。

当時、足立区民だったが、西新井大師裏に「ピットイン」という
プラモデル屋があり、よく行っては、ガンプラを購入していた。
時には、入荷数が少ない、ということで
ジャンケンか何かで勝敗を決したことがある。
確かその時はグフが買えたような…。
友達の君どんは、「武器セット」という
モビルスーツが使う武器のみ、というものだった。

1個がたしか400円くらいだったか…。
144分の1スケールと、どっからそんな縮尺になったか分からないが、
考えてみると、タテ・ヨコとも12分の1にしたのかなあ、と。
確かザクは通常版とシャアザクを買ったと思うが、
胴体と腕の接着が意外と難しく、いつも接着剤がはみ出ては
腕が動かない、なんてこともあった。

その後、臨場感をだすために「ジオラマ」という装飾が流行り
さすがについていけない、と思いガンプラ熱が冷めた。

ま、こだわった人は、その後はオタク街道まっしぐらだったろう。
(オタクという言葉は、1990年くらいに内田春菊が使っていたのが最初だと思う)

自分は、小さいころによく遊んだ「マジンガーZ」のおもちゃの延長線で終わった。

だから今、懐かしいと思うのだろう…。