愚短想 番外編 赤木屋珈琲＠日本橋

三越前の改札そばに、タロー書房があった。
コレド室町ができたときに、移転・開業したらしい。
初代社長が知り合いのつてで、岡本太郎に描いてもらった屋号が印象的。

そこから日本橋まで歩く。
街並みは建て替えの風景が常態化している感じだ。
2020年に向け、ここも変わるんだろうなあ、と…。
交差点角に喫茶店を見つける。ここも建て替えたのか、
わりと新しい感じ。

赤木屋は「あかきや」と読むらしい。
1922年創業の証券会社で、昨年証券業から撤退し、
2011年から喫茶店のみ営業しているらしい。
３フロアあり、地下はサイフォン・コーヒーを出すバー、
１階と２階は喫茶店営業。１階にはローストマシーンが鎮座する。
日本橋ブレンドと日本橋カステラを頂く。

日本橋ブレンドは、自分の味覚では、薄めのすっぱめ。
ビジネスマンの常用飲料としてのブレンドだろう。
ただ、ローストマシーンがこれ見よがしに置いてある所って、
意外とローストがイマイチ、ということが多いので、どうなんだろう…。

日本橋カステラは、なんと製造が大阪。
「にっぽんばしカステラ」なのかなあ、と…。

どうやら、今のビルも2014年（つまりは来年）取り壊されるようで、
こちらの店も期間限定なのかもしれない。
テーブルや椅子はどっしりとしていて、
なかなか良い喫茶店なんだがなあ…。
個人的には、ちょっと明るすぎるけど。