花鳥風月記

流れる水に文字を書く

CAPTAIN HARLOCK

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日曜日(サンデー)だから
3D(さん・デー)で観ようと思ったら、
今日は月曜日の祝日だったという塩々な感じ。

台風で休日出勤をした後に、新宿バルト9で観る。

最初に観た感想を。
3Dメガネが、サングラスのような色がついていたので、
画面が暗く、見づらい。無理して3Dにしなくても、
2Dの方が良いかもしれない…。
もう一回、観る気はないが…。

キャプテン・ハーロックは、やはり懐かしい。
しかし、映画ではアルカディア号こそ、その原型は分かるものの、
登場人物は、すべてCGのため、どこか人形っぽい。
今でこその最新技術だと思うが、何年か経った後は
どう評価されるか分からない…。

ストーリーは、キャプテン・ハーロック率いる宇宙海賊に
潜入するガイア・サンクションの手下のヤマだが、
ハーロックの目的である百個の次元振動弾を使い、
「時の結び目」をほどくことによって、何らかの「救済」を
求めようという思いに、次第に引き込まれていく。
そして地球を「聖域として」絶対不可侵としていたその姿が明らかとなり、
その原因がハーロックであることを知る。
「守りたいもの」それぞれの立場が相半ばする「人間劇」の展開もある。

松本零士の作品なので、ストーリーが分からないこともない。
但し、終わりなく延々と続くものでもある。
(その辺、「新世紀エヴァンゲリオン」のわからん感じとどっちが良いのか…)
しかし、終わりがないから、海賊。死なないからハーロックという
黄金律は、この映画でも守られた。
やっぱ、まだCGは慣れないなあ…。