花鳥風月記

流れる水に文字を書く

笠置しず子 「買い物ブギ」


買物ブギ 笠置しず子
今日は、わずかな昼食の時間で、富士そばに入る。
なぜか「買い物ブギ」がかかっていた。
 
富士そばの店内は、丹社長作詞の演歌が延々と流れるのが常のはず。
「我をたたえよ、あがめよ」なはずなのに、なぜ…。
 
うーん、そういえば厨房には新たに蕎麦つゆを入れる機会が入っている。
合理化の波がきているのか…。
あまりにも丹社長の曲が流れるのに対して苦情がきたのか…。
もしやリメイク作品なのか、その真相は分からない。
 
しかし、この画期的(笑)ともいえる変化を歓迎すべきだろう。
 
買い物ブギは、日本で最初にブギを広げたという、笠置しず子の曲。
(ちなみに、美空ひばりのデビュー曲は「河童ブギ(ウギ)」)
 
酒井俊も、長らくの休業から復帰した際、アルバムにこの曲を収めている。
少々、今では使って良いんだろうか、という言葉も使われているが、
ブギ独特のリズム感にうまく乗っている。
 
温故知新にふさわしい曲だな、と…。