花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 アナ天とゆきずりの情@門仲 魚三酒場

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魚三では、客が注文したであろう肴が、たまに客が忘れることがある。
そんな時は「じゃ、俺が貰うよ」という粋な掛け声があがる。

本日はアナ天がそうなった。
「じゃ、貰うよ」というロマンスグレーの紳士の声がしたが、
カウンターを任される方には届かず。

すかさず、「アナ天ください」と注文。
焼物と揚げ物は相応の時間がかかるが、
今回は、あっという間に出てきた。そう、あのアナ天が出てきた。

アナと雪の女王ならぬ
「アナ天とゆきずりの情」

レリゴ~という歌声が頭の中に響く。
いや、「ありの~ままの~」か…。
一説には、あの邦訳が違うらしく
「ええい、ままよ」という意味があるとかないとか…

しかし、「逆さ富士額の鼠野郎」を嫌う自分としては
まったく関心がない。

まぐろ刺し、いか刺し、日本酒三杯飲んで、1,720円。
映画代よりも安かった…。