花鳥風月記

流れる水に文字を書く

第21回 東京国際ブックフェア

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今年も参加。なぜかVIP参加でなくなった(苦笑)。

昨年よりもさらに細分化され、ブックフェアの隣接は、
電子書籍やデジタル編集などの書籍関係に、
2階には、クリエイター関係となった。

毎年ながら、梅雨も明けない、そして自分が行く日は必ず雨、
という「本泣かせ」だなあ、と思う。

紙の本は、全体的な市場の縮小もあって、
だんだんと小ぶりになって来た。
入り口前の立て看板もなくなった。

そのせいか、妙に元気な会社が目立って、
それはそれとしてどうなのか…とも思った。

今回は純然に本の買い物を楽しんだ。
ただ、出展の会社がもうちょっと頑張ってほしいなあ、と…。
いっそのこと、「本のバーゲンセール」を大々的に売り出してみては、とも思う。

本の市場が縮小するのも、画一的な流通経路と価格設定にあると思う。
そんななかで、一矢報いる、というか一穴開けるようなインパクトのある
フェスティバルでもあると良いのだが…。

電子書籍も、方向性はある程度出来上がっているので、
内容に大差がない感じがした。
こういったソフトには、相変わらず統一したプラットフォームがなく、
どうもなじめない。

今年も結構買った。
重い紙袋を持ちながら、既に本で溢れかえっている自室を思うと、
気が重たくなった…(苦笑)