花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(324) 最後の一葉 @葛西臨海水族園

イメージ 1

イメージ 2

先日、姪っ子の要望で、水族園に行く。

小学5年生のダンス発表会?の際、
コンブの役をやるそうだ???

ダンスとコンブがまったくつながらなかったが、
コンブの動きを見るため、という大義名分があった。
動きが鈍いと「乾燥コンブじゃないんだから!」
と怒られるらしい???

駅前で腹ごしらえとガソリンを入れて、
葛西臨海水族園へ。

マグロの回遊が有名だが、
最近では、そのマグロの激減が話題になっていた。
昨年12月くらいに補充した魚にウィルスに感染していたとか
様々な憶測があるが、原因解明には至ってないようだ…。

この日は2尾、翌日には1尾になったそうだ。
水槽の穏やかな場所に1尾。傾きながら回遊している。
※これがどうやら死んだらしい。
前日までに水槽のアクリル板に激突して背骨を折っていたらしい。
もう1尾は、空気の泡柱が何本もあるメインの場所に
ぐるぐると泳いでいる。

恐らく、原因が分からないので補充ができず、
全部死んだら、かいぼり?(水を抜いて)して
全体を殺菌消毒して、入れ直すのだろう…。

こうなると、最後の1尾の存在が微妙だな、と…。
そして、いなくなってしまったら、
しばらくはイラストを設置するのか、
ラジコンのマグロを泳がすのか…。

小説ほど、ロマンチックではないなあ、と…。

※と、書いていたら、「ウィルスが原因と考えにくい」
 ということで、同じ水槽にサメ等の他の魚を試験的に入れて
 問題がなければ、6月にもマグロを入れる、と報じられていた。