花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 兵六@神保町

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所用の帰りに寄る。
今まで何度となく、常連の磁場を感じ、
入り口までいって、ためらっていた店についに入る。
といっても、結構「いちげんさん」でも平気ではあるが…。

コの字カウンターとテーブル席がいくつか。
カウンターの中には事務用の椅子があり、
先代から受け継いだ若い兄さんがほぼ座らず
客の注文に応えていた。

テーブル席の注文は、カウンター客の間か頭上を通ることになる。

寒い一日、熱燗を飲む。ややぬる燗。
お通しは、うの花の何か。
アテは、だし巻き玉子と兵六揚げを注文。
「へいろく、っていうのですか」「ひょうろくです」
この会話で、一見さんが露呈する…。

だし巻き玉子も、兵六揚げも3つあって、3つの味がある。
酒のアテであることをしっかりと意識した感じだ。
カウンターの椅子は、太い竹を割って、ベンチのようになったもの。
程よい感じの座り心地だが、長居をしないような配慮もあるのかもしれない。

さっと飲みを敢行。お代は2,600円くらいだった。