花鳥風月記

流れる水に文字を書く

京王プラザホテルにて

昼食会にて、京王プラザホテルへ行く。

思えば何度か来たことがあるが、
外の景色が見えるダイニングキッチンは初めてだった。

二千円ほどのランチコースを頂きながら、
ふと給仕する女性のベストがやたらにボロボロだったのが
目に付いた。

一般的な常識なら、身だしなみは気を付けるものだし、
一目で分かるような穴が開いたものを着るのは
ふつうにあり得ない感じだったが、
何か「伝統の一着」のようなこだわりがあるのだろうか…。

確かに他の給仕の装いも、それなりにくたびれた服もあったが、
まあ、常識の範囲でなんとか、といった印象だった。

それが気になって、食事の味は忘れてしまった…。