花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 KOSO@西葛西

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地元の晩御飯の選択肢を求めて、
駅前の徘徊範囲を少し広げる。
そういえばこの辺にも蕎麦屋があったな、と
思い行ってみる。

以前から良い感じの蕎麦屋があったが、
何となく敷居が高い感じだったのでスルーしていた。
しかし年齢もそこそこ行ってきたので、頃合いかな、
と思って行ったら、「居酒屋」という看板がついて、
向こうから近づいてきてくれた感じだ…。

蕎麦屋」…「居酒屋」…「創作料理」…。
その組み合わせのヤバさを長らく見ているので、
若干の不安があった。
入ってみると晩飯時に客がいない…。
ああ、紙おしぼり…。

一人テーブル席に着き、注文。
麦焼酎「玄庵」のロック。
最初の一口がぬるい…。
せめてグラスや焼酎も冷やしてから出すべきでは…。

お通しは辛しこんにゃく。
アテに注文したのはザンギとまぐろキムチ。
どちらも出来は良い。ザンギはシェア向けか。
シェアするにもチェーン系居酒屋に比べると量が中途半端。
まぐろキムチは山芋も入っていて、こちらも美味い。
量については、同上。やや高め。

追加でサーモン寿司を注文。
おお、わさびは擂ったものだ。良いぞ。
しかし、シャリはどうやら外国産のようだ。
これは失敗したな、と…。

蕎麦屋なのだから、とせいろを注文。
やはりこれが正解なのだろう。
十割蕎麦のような味わいでとても良い。
一緒に出てきた白いわさびがとても美味い。
ああ、なぜこれで直球勝負しないのだろう…。
世の移り変わりに翻弄されているのか、
あるいは継いだ人が彷徨っているのか
なんか勿体ない気がした。

お代は2,732円。コスパも良い。
けれど、もっと蕎麦屋っぽいもので満足したかったな、
と思った…。

健闘を祈る…。