花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 高松ボードウォーク

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飛行機まで時間があったので、
所用がすんでから、高松港を少し歩くことにした。
冬隣り、というかもう冬であってもおかしくない時期だが、
天気は晴れて、小春日和だった。

玉藻防波堤というのを掲示板で知り、
とりあえず先端まで行ってみようと
歩を進める。

防波堤には板張りの場所もあり、
まさに「ボードウォーク」。
途中、何人も釣りをする人を見かける。
かますっぽいものを釣り上げていた。

灯台(せとしるべ)まで540メートル。
遠いかな、と思ったが、意外と早く着いた。

世界初のガラス灯台、とのこと。
赤く塗られた灯台は潮風に若干色あせていたものの、
どことなく神社仏閣にもあるような灯篭を想起させる。

その裏は防波堤の先端。
ベンチがあり、座ってしばしぼーっとする。
小さな釣り船が揺れて、遠くの島々も浮かんで見える。
夕方には羽田にいるんだよなあ、と思いつつ、
来た道を戻る。