花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ボヘミアンラプソディ

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TOHOシネマズ日比谷にて。
ドルビーアトモスとかいう音響システムの
会場だったので、200円増の2,000円。
確かに音は良く、身体に響いてきた。
ただ、喉風邪の病み上がりには、咳を誘発させた…。

クイーンのフレディ=マーキュリーの自伝的映画。
対象となるモデルがモデルだけに中途半端は許されない。
そしてできた究極の作品なのだろうな、と思った…。
なによりも登場人物が似ているを通り越して、同一感がある。
そしてフレディの半生にはゴシップという要素は不可避ではあるが、
その清濁を綺麗に描き上げている。

その大団円をライブエイドの舞台にしているが、
そのシーンに入った瞬間に、観客席では涙を拭く人が目立った。
(見たというより、鼻をすすった音がいくつも聞こえた)
恐らくほとんどが40代以上…。
ライブエイドをライブ中継で観ていた世代。
自分も中継を見て、そしてビデオで収めたものを見て、
さらにDVDで買ったものを前日に見直した…。
本当にあのシーンが再現されていた。
フレディが戻ってきた。皆、そこに感極まったのだろう…。

その後のフレディの姿を再現することはなく
1991年に生涯を閉じた。確かその時のニュースを
大学生協のテレビで見た記憶がある…。

あの時の記憶の場面の数々があふれ出てきた。
見た人はきっとそうなのだろうな、と思った。