花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 翠洸苑@高松

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高松の3日目、夕方の飛行機で東京に戻る。
必要な仕事は午前中で何とか片付いたので、
昼食をとることにする。

JR高松駅から宿に戻る道すがら、
以前から気になっていた店に行く。
店の面構えはどこから見ても「昭和」。
一瞬、少しお高めな店とも思ったが、
入口に「タイム・ランチ」※そう、これが昭和!
とあって安かったので安心した。

店内は間違いなく昭和から使っているようで、
「空調」はない感じで、その代わり石油ストーブが
何台か使われていた。
石油ストーブの匂いと上に置かれたヤカンの上記が
かつての時代を思い出させる。

鍋焼きうどんを注文する。

トイレに行くと、所狭しと貼り紙がある。
ありがたいメッセージだと思うが、
大なり小なり、用を足す際には情報量が多すぎだと思った。
トイレに行くまでは座敷席のようなものもアリ、
きっとかつては流行っていた割烹居酒屋なのかな、と思った。

鍋焼きうどんには、酢の物・揚げ玉・一口チョコがついていた。
プラス百円でライスが付いてくるが、今回は見送った。

うどんのつゆを一口飲んで、ライス付きの意味が分かった。
美味い、そして甘じょっぱい。確かにごはんが欲しくなる…。
うどんをはじめ、中の具材がそのつゆと絡んでそれぞれが美味い。
揚げ玉でコクもだしながら、どんどん食べられる。
そして酢の物は、口や舌を休める役割を果たしている…。

こんなに美味い鍋焼きうどんは初めて食べた。
一口チョコは、どうやらその日がバレンタインだったからか…。

今度来たときは、夜のメニューも試してみたい。