花鳥風月記

流れる水に文字を書く

新橋から東京まで

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橋竜馬で飲んだ後、線路沿いに東京駅まで歩く。
ゆるぎない「散歩コース」であるが、少し間が空くと、
その風景は大きく変わった。

その前に、ニュー新橋ビル。
1階のパチンコ屋が潰れていた。
あのビルは「サラリーマンのラビリンス」で
以前は地下や地上階にパチンコ屋・ゲーセン・本屋があった。
本屋に至っては、平積みの雑誌の一番上は
立ち読みによって、ヨレヨレになっていた。

いつしか本屋はなくなった。
そしてパチンコ屋がなくなったのは、
やはりライフスタイルが変わってきているのだと思う。
勿論、集中出店の功罪であるかもしれない。

新橋駅から有楽町にかけてガード下の居酒屋
真ん中にはタクシー会社の事務所
酒の卸問屋があった記憶がある。

居酒屋は駅の両端を残して帝国ホテルまでの
ガード下はことごとく店がなくなった。
タクシー会社や問屋は見る影もなく、破壊されていた。
人目に付く有楽町ガード下はそのままだったが、
今度は有楽町から東京駅までのガード下は
半分が解体された感じだ。仮店舗の営業が目立つ。

東京駅はグラン東京サウスタワーから地下に入る。
このビルは東京駅の再開発に先んじて建てられた。
ここの地下のテナントも6つのうち2つ空きが出ていた。
次から次へと施設と店ができたから、仕方ないのだろう…。

改めて思う。東京五輪はいらない。
「大きな運動会」にかこつけて、壊さないでほしい…。