花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 続々山形訪問記

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2日目は、どこに行くかは、朝決めた。
とりあえず米沢へ行くことにした。
鈍行列車だと小1時間はかかる。着いてから、バスを確認して、白布温泉へ行く。
バスも約1時間。ガイドブックにあった、白布温泉奥の吾妻屋旅館の温泉に浸かりに行く。500円。
バスは湯元駅前というロープウェイまでで、そこから25分くらいの徒歩だが、
そこがきつい。普段平地を歩きなれている人間にとっては、急な坂にも思える。
※実際、急だった。
宿泊客はきっと送迎もあるし、車で旅館まで行けるので、それにこしたことはない。
露天風呂のみの利用、とのことで、早速、木をくりぬいて作った「根っこの湯」に入る。
露天風呂は確かに景色はいいが、その分、風呂に虫が浮いていたりする。
源泉掛け流しなので、対流で、余計なモノは流れ出るようになっているものの、
慣れないと嫌がる人もいるかもしれない。
源泉なので湯も熱く、真夏日だったので、水道水を入れて冷ました。
ここの露天風呂は本当に外から丸見え。しかも混浴。(一応女性専用の露天風呂もある)
12時受付ジャストで入ったので、かち合うことはなかったが、
どうやらそれを期待して入りに来た若者もいたようである。(わざわざ聞くなよ…)
風呂から上がり、汗でびっしょりになったTシャツとタオルを乾かした。
日陰だと心地よい。前日に大雨が降ったようだが、この日はかんかん照りだった。
その後、白布温泉に戻り、この日もざるそばを食べる。これも満足。
そこから、白布大滝へ行く。雨のせいかわからないが、道が崩れかかっていて、結構きつかった。
なんとか滝までついたが、人ひとりもいないので、早めに戻った。
そこから、西屋旅館で温泉に入り、打たせ湯にあたる。
バスの時間を勘違いして、1時間ほど空いたので、喫茶店らしき店に入る。
そこのお店は、親父の殆ど趣味に近い感じで、客がいる最中から晩酌を始めていた。
ちょうど、大型の液晶テレビ高校野球をやっていたので、時間まで観る。
仙台育英智弁和歌山?の好試合だった。
その後、米沢駅に戻り、せっかくなので、米沢牛を食べようと思い、
「ステーキハウス オルガン」に入る。特上サーロインステーキ200gを食す。
恐らく人生でも最も高価な贅沢をしたと思う。
お土産を探しがてらに、気になる看板があったので、金内商店に入る。酒屋だった。
日本酒の試飲をさせてくれたが、最初はまったりしたものから、だんだんと軽い酒を
出してきた。1杯ごと一気に飲んでいたので、店の親父が嬉しそうに見ている。
上手く術中にはまり、地酒の「まほろば」とその店のオリジナルの地酒を購入。
その前後だとおもうが、切符を落とす。820円なので、大事には至らなかったが、
勿体無い。山形特産(とは知らなかった)「ミルクケーキ」をかじりながら、電車を待った。
「ミルクケーキ」は小学校のころ、区営プールで遊んだ帰りに駄菓子屋で食べた懐かしい味だった。