花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 続々々山形訪問記

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3日目(最終日)も良く晴れていた。今日も30度以上あると思い、
こういうときは、美術館・博物館めぐりが賢明と思い、市内観光。
先ずは、最上義光歴史館へ。豊臣秀吉の時代、15歳の愛娘駒姫を謀反の連座で失う、
という歴史が語られていた。また鎧甲冑、鎖帷子の実物があり、触ることが出来た。
次に、山形美術館へ。実はあまり期待していなかったのだが、予想外に面白かった。
ちょうど企画展として「北斎 富士を描く」というものがあり、
「冨嶽三十六景」と「富嶽百景」の全てを展示していた。
そこで描かれる富士が、人々の生活に溶け込み、北斎の視線の独創性に感銘する。
それにインスパイアされて新シリーズの構想を練る。
次に、山形市郷土館へ。ここは「古き良き博物館」といった感じだった。
冷房は入っていなかった。元は済生館という病院で、館内展示も昔の医療器具だった。
それよりも、戦時中の建物の変遷に関心が向いた。

地方に行くと古本屋も寄りたくなる。霞城公園前にかろうじて1件あり、入ってみる。
店主に聞くと、山形市内に古本屋は殆ど無く、郊外に数店あるらしい。
※「ブックオフ」かもしれない。あまり好きではない。

古本屋探しはここで諦め、昼食を取る。3日間ともそばになった。
「紅きり」で有名な「萬盛庵」へ。売り切れもある「紅きり」だが、幸運にも食べられた。
麺は細く、赤みを帯びている。さっぱりとした味わいだった。
しかし「そば人」としては量が少ないことが不満だった。(大盛りは不可)
せっかくなので、もう1件入る。近くの蕎麦屋「紀文」へ。
ざるそばの大盛りを頼んだが、こちらは「山形標準」で、結構な量で、お腹一杯になる。

市内循環バスが100円で走っていて、1日乗車券300円を購入。
循環バスは約10分おきに来る。18:30まであり、観光や高齢者には良いと思う。
何回か乗って気付いたのが、走っているエリアが狭いこと。
歩いてもいける間隔もあり、得だか損だか分からないこともあった。
茶店のいいところを探したが、初日に気にかかったところが思い出せず、
また日中の暑さもあり、市内の大型書店「八文字屋」2階の喫茶パーラーに入る。
そこから、携帯でブログ更新をした。(やはり時間がかかる)
帰りの新幹線の指定席は混んでいた。途中の停車駅では、逆方向の新幹線が同時に
停まっていたが、帰省ラッシュで一杯だった。東京に向かう遅い時間になればなるほど
混んでいた。