花鳥風月記

流れる水に文字を書く

友部正人「6月の雨の夜、チルチル ミチルは」

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酒井俊の唄っていた曲の原曲を探した。もう第3弾。
今回は、1987年に作られ、一旦廃盤になり2006年に再発売されたCDを購入。
「チルチルミチル」はライターのメーカーを思い出すが、
メーテルリンクの童話だったことは何となく知っていた。しかし詳しい筋は分からない。
曲の内容は、これから死の国に旅立つチルチルとミチルを送り出す、少し悲しい設定。
曲のなかではチルチルは2人の子持ち?ということになっているが、まあ、童話の解釈は
いろいろとあるから、これもOKなのでしょう。むしろ大人が持つペーソスのようなものを
感じさせる雰囲気に仕上がっている。

友部正人も今まで聴いたことはないが、いろんなテーマや楽器に挑戦しているのだなあ、
ということが分かった。歌詞を「良く聞かせる」曲を唄う。機会があれば他も聴いてみたい。