花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(17) 書肆アクセスの閉店

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21日の朝日新聞の夕刊で、神保町の書肆アクセスの記事があった。
11月17日に閉店の予定、とのこと。
地方のそして小出版の様々な本が置いてあって、
神保町の本の散策経路にいつも入っていたのに残念だ。
本屋の注文はいつも面倒なものなので、ここに行けば、その場で買える利点があった。
確かに、沢山の本を買うことはなかったが、あの窮屈な店舗に圧巻とも思えるほど、
全国の本が凝縮された空間が楽しかった。
ついこの前、「本屋の品格」を述べた矢先に、志の高い、というか
貴重な本屋がなくなるのは本当に惜しい。