花鳥風月記

流れる水に文字を書く

日本国憲法百景 (17)

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美味しさを引き立てるもの
ここのところ、忙しさと睡眠不足が重なり、高カロリー食に走っている。
特に、甘いものは、集中して食べてしまう。
ただ、経験則として、集中力を持続させる甘味の取り方と、
疲労を紛らわす甘味の取り方は違う。
集中力を持続させるには、常に味覚の意識を感じながら、
余計なことを考えずにいるのに対し、
疲れを紛らわすには、甘味でも違う味を求めながら
感覚にメリハリを求めている。
今日の帰りにたまたま目にした「北海道チョコポテト」は
後者、つまりは疲労困憊で、身体が半ば遭難している状況には良いと思って購入。
「甘みと塩みがたまらない!」というキャッチフレーズに惹かれるものがあった。
イカをイメージすると分かりやすいのだが、ほんとうに甘みを楽しみたいのなら、
味の「引き算」も必要ではないか、ということだと思う。
よく、羊羹などを食べても「お茶がこわいですね」という言葉が出たり、
明太子の辛味や焼き秋刀魚のはらわたの苦味を味わいながら、白飯をがっつくような感覚は、
対極・対称になる味覚の存在があってこそ、ほんとうの味わいがあるのだろう。
ものごとには、対極・対称にどんなものがあるかを知ることも大事なのだろう。
ある意味で、本来の良さを引き立てる、かけがいのない存在なのかもしれない。
さて、それだけ期待して食べたが、ただ甘くないチョコ味、といった印象だった。
「北海道」という言葉にひっかかってしまったかもしれない。
ほんとうの「北海道」には、ジンギスカン・キャラメルのようなツワモノもあるが。


第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
 ②すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
 ③公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
 ④すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、
  その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。