花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(57) 初冬のサイクリング

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今日は天気は良かったが、昼過ぎまで家でゴロゴロする。
12月で、年末と元旦は仕事なので、早めに大掃除を、と思い、
とりあえず目障りになっていた雑誌や郵便物などを処分。
それだけでも、結構時間がかかる。
ひと段落ついたのが15時過ぎ。どこにいくのも中途半端と思い。
久しく行っていなかったサイクリングに行こうと思いついた。
こんな時期に行くのは初めてかもしれない。
タートルネックに手袋で防寒は良い。
それと胸のポケットにトリスの小瓶を忍ばせ、まずはクイッと。
ふわーっとあったまる。

荒川までの道のりは、晩秋を惜しむように、タイヤが落ち葉を噛みしめる。
堤防につながる信号まちで、公衆トイレになぜかエジプトの壁画風のオブジェ発見。
なぜ、エジプトなのか分からない。
堤防に沿って走る。陽は傾きかけている。今の自転車にライトが無いので、
日没までに帰らないと、つまらない言いがかりをつけられてしまう。
そう思いながらも、葛西臨海公園を目指した。
公園内は、針葉樹など、冬でも枯れない木が多く、寒くても鬱蒼としていた。
初冬のおまけに平日の夕暮れということで、人はほとんどいなかった。
走りやすいが、恐くもある。人が少ないのをいいことに、野良猫がくつろいでいた。
たてがみなのか、やけに顔の大きい猫がいたので、写真に収める。
近づいても逃げはしないが、愛想は良くない。利用客にえさをもらったり、
子供に追い立てられているだろうから、かなりすれた性格かもしれない。
触ろうとしたら、のそのそと逃げた。

だいぶ陽が傾き、今度は湾岸道路の歩道橋から、自宅に戻る。
ここは、葛西ワールド予定地のゴルフ場の照明で、
舞台装置のような(またはドラマの1シーンに出てきそうな)
場所になっている。割とこの辺りで撮影もあるから、使われているかもしれない。

帰宅後は、久々に音楽を聴く。いまでは入手困難の酒井俊のライブCD。
なぜ入手困難かといえば、本人が作って手売りしていたCDだからである。
まあ、それなりの休日だった。