花鳥風月記

流れる水に文字を書く

佐藤可士和 『佐藤可士和の超整理術』

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今日は、23時過ぎまで残業して、午前様帰宅。
晩御飯を食べずに、ホッピーを飲んで、これが結構まわっているので、
やや酩酊気味な文章になるかもしれない。今も気分が良い。

肩書きは、アートディレクター、クリエイティブディレクター。
仕事をするにあたってのノウハウを開陳(意見をのべて)している。
これから仕事に本格的に取り組もう、という人には、いいかもしれない。
仕事の基本は、掃除と挨拶。これは常に思っていたことだったが、
この本では、仕事のために、いろいろな整理を行うことで、自分の考えるべき本質に迫る
道筋を書いている。

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 本質を探るということは、一見、物事の奥深くに入り込んでいくようなイメージが
あるでしょう。でも実は、どんどん引いて離れていくことだと思うのです。客観的に
見つめてこそ、いままで気づかなかった真実や大事なエッセンスを発見することがで
きる。(本書125~126ページ)
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この本は、いわゆる成功譚であるので、読む人にとっては、羨ましい(または恨めしい)
印象を持つかもしれない。、ただ、右も左も分からない企業人にとっては、明瞭な視点を
提供していると思う。先ずは「マネ」をしてみよう。
そして失敗することで、世の中は決して甘くない、ということを学べば、
この本の価値は充分にある。
新社会人が、研修として読むのには適していると思う。

個人的には、デザインの持つ力は評価しているので、「マネ」できるところは「マネ」をしたい。
先ずは、机の整理から。