花鳥風月記

流れる水に文字を書く

SPACE CIRCUS(スペース・サーカス)

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新宿タワーレコードにて衝動買い。
1978年・1979年に発表された、伝説的なフュージョンバンド。
その後、ネットで高額取引されるような希少価値なアルバムが
CDで再発売、とのこと。
特に、ベースの岡野ハジメのスラップ・ベース(チョッパー)の
バカテクぶりにインパクト大。

1枚目の「FUNKY CARAVAN」の1曲目の「アリババ」は鳥肌モノ。
嬉しかったのが、「THE WAY WE WERE(追憶)」のカバー。
まさかこんな演奏があるとは知らなかった。
2枚目の「FANTASTIC ARRIVAL」は、1年変わっただけで、バンドの印象が
がらっと変わる。フュージョンというよりプログレっぽい。

ベース・ギター・ドラムの音がどこか懐かしい。
変に打ち込みやシンセの音に支配されない
「肉体的」な音が良かった。(当事者は逆の感想かもしれないが)
ベースの音がプレジョンとBCリッチの音がはっきり分かるのが良い。
このエフェクトなしの生音が、特に良い!

タイトルがどことなく懐かしい。EW&Fを好み、シルクロードが流行り、
といった時代風景がイメージとして浮かんでくる。
1度で2度美味しい音楽。