花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(107) 過ぎたるはおよばざるがごとし

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最近、朝起きると日本テレビの「スッキリ」を見ている。
いや、見ているというより漠然とテレビを流しているというべきか。
テリー伊藤が朝も早くから働いている。
この人は恐らく根っからの朝型人間ではないかなあ、と思ったりする。

丸武は、テリー伊藤の実兄が営んでいる築地の玉子焼き屋。
ちょくちょく番組でも取り上げられ、知名度は上がっている様子。

というわけで、近所のスーパーに置いてあった。
これを見た時刻は8月7日の22時45分。
あと15分で閉店。消費期限は今日まで。
840円で半額ではあるが、420円。
それでも庶民には買えません。

卵は物価の優等生。それがお店の商品となると価格が上がる。
そこにはどういった仕掛けが施されているか。
気にはなったが、購買意欲にはつながらなかった。
正月や何か特別なときには「奮発して」というベクトルが働くが、
この8月7日というクソ暑い一日のなかで、高価な玉子焼きを買う
意味は何なのか。冷やし中華か?いや、違う。

そんなことをつらつらと考えながら、
もうテレビに出たからという便乗商法はもうやめたら、と思った。
「あるある」でもうコリゴリでしょう。
いくつ仕入れたか分からないが、ポツンと残されたこの折り詰めを見て、そう思った。

帰宅後、つまみなしでビールを飲む。