花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 上高地を散歩する

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

朝4時に起きて支度する。
寝たのは2時だったから、ほんとに一睡程度。

かねてから父親のリクエストがあり、上高地日帰りバスツアー
バスツアーは今から12年くらい前、職場の福利厚生の一環で、
幹事になって、房総半島へ「寿司食い放題(ネタ限定)・ポピー狩り・いちご狩り・
日本酒試飲」という盛りだくさんツアーに行った。

日帰りの相場は大体5,000円くらいか。それは変わっていない様子。

さて久々のバスツアーは、リピーターの多い企画のようだった。
ガイド(というかディレクター)の挨拶があると、すかさず拍手。
なんか予定調和がありそう。

SA(サービス・エリア)も、最近はいろんなお店があって、
双葉では、ラムネソフトを食べる。
変り種ソフトを食べるたびに、バニラにしとけば良かったと思う。
進歩がない。

朝7時に出発、車両規制で近くのシャトルバスに乗り継いで正午着。
そこから4時間の自由散策。

沢山歩くかと思ったら、予想以上に写真を撮りまくり、
遠出の機会を逸した。歩く前に腹ごしらえ。
父親が張り切って作ったおにぎりやおかずはこの上なく美味い。
やはり自然の空気や景色は最良の調味料。

食事が終わる頃には雨脚が強くなる。
雨合羽や傘は予め用意していたが、結構晴れたり・大雨になったり
ころころ変わる天候だった。

ただ、そこは自然の景色を楽しみながらぶらぶらする。
あまり目的地らしきものがなかったのも良かったのかもしれない。

芥川龍之介の小説で有名な河童橋(わが家にも紅葉の頃の写真がある)
流れが速く、水も綺麗でときには碧の水面が広がる梓川で顔を洗う。
水が冷たい。川底の砂地には流れの文様が広がり、大きめの岩魚が泳いでいた。
静かにしていると、川の流れしか聴こえない場所。マイナスイオンを充填する。

帰りは渋滞にはまり、8時着の予定が10時になる。
15時間以上もいると、不思議に一体感を感じるのも、バスツアーの妙なのかもしれない。

お土産は、「野沢菜プリッツ」を買う。
これも去年の山形「ずんだプリッツ」以来、
進歩がない。