花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ICHI

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銀座の丸の内サロンパスルーブルにて。
水曜日は、女性のみ1,000円で見られるのと、美顔化粧品がもらえる。

座頭市のリメイク版で、綾瀬はるかが演じている。
台詞や唄など、声についてはある程度の想像や覚悟があったから、
「こんなもんかな」と思ったが、殺陣は見ごたえがあった。
演技も、「僕の彼女はサイボーグ」にも通じる、
すこし人間ばなれした感じが良かった。

見てて思ったのが、中村獅堂や窪塚洋介といった
個性派俳優というのは、演技は個性的ではない、ということ。
これは、数時間後に見た「トウキョウソナタ」で香川照之の演技を見て
つい比較して思ってしまった。

音楽も、敢えて洋楽調なのも今ひとつ分からない。流行りなのかなあ。
かえって邦楽調の方が、シャープな感じがすると思うのだが…。

変に欲張らず、楽しめて観られる映画に仕上がっている点では、良かった。