花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(128) 極私的筆記具考

イメージ 1

イメージ 2

普段、お世話になっている筆記具について、
いろいろと書いてみたい。

いつも胸ポケットには、万年筆が一本。
職場では、ボールペン3色・蛍光マーカー・シャープペン
たまにペンタイプの消しゴムも胸ポケットに入れている。
全部揃えると、ポケットは一杯になる。

なぜ、そうしているかというと、仕事のスピードを上げるため。
いちいち、筆記具を探して物を書き始める、というのがダメ。
筆箱は、持ち運びが面倒。失くすときは一気になくなるリスクを負う。
また、常に身につけることによって、物持ちも良くなる。
個人的にはメモを多く書くほうなので、
ボールペンの消費は結構ある。
使い切ることも多々あるので、替え芯を使うこともある。
結局、モノに愛着も湧(わ)く。

長く使うポイントは、ボールペンの3色は、メーカーを揃えること。
そうすると、替え芯を比較的まとめて買いやすい。

さらにいうと、万年筆以外は、大体1~2年で交替させる。
安い筆記具は、耐用年数が長いとは思わないし、
替え芯をつかっても、本体のプラスチックが白く濁ることもある。
メーカーが仕様変更することもある

結果的には、いままでわりと「ぺんてる」製の筆記具を多く使っていた。
最近は、3色ボールペンを使うようになってきた。
流行っているようで、店先にも沢山あるが、現在のお気に入りは、
PILOT製のフィードスポットライター。
3色ボールペンに蛍光ペンが付いている。(黄色かピンク)
ペン軸の太さもまずまずで、使い勝手が良い。
また、無印の3色ボールペンにシャープペン付も使っている。
こちらはスマートなデザイン。

ただ、欠点を感じないことはない。
3色ボールペンは、インクの減りに偏りがあるので、リフィルに困る。
替え芯は、買うものの、PILOTは、買った当初は、間違えないように、
ペン先にも、塗装がしてあったが、替え芯にはなかった。
(文房具屋の不案内なのかもしれないが)

また、構造上、以外と減りが早い。水性の3色の場合、
下手すると、講演会など1回あっただけで使い切ることもあった。
なので、最近は、油性ボールペンにしている。

設計に問題があることもある。
各社バラバラなので、たまに他社のを使うと
黒と思ったら赤、なんてこともある。
また、無印のペンは、シャープペンが
「付」という表記からもわかるとおり、ちゃちい。
書いている途中にペン先が引っ込むことも多々ある。

機能性は進化しているのかもしれないが、
やはりそれぞれが独立していた方がいいのかもしれない。