花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ヤッターマン

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銀座・丸の内ピカデリーにて。
午後1時半の回ながら、チケット販売で行列をなしていたので、
そんなに人気があるのか、と思ったら、大半は「おくりびと」の客だった。

座席は閑散としていた。(平日昼間だから当たり前か…)
アニメの実写化ということで、やや不安があったものの、
観てみると、なかなかの面白さだった。

何よりも、キャストの一人ひとりが、キャラクターの再現を
楽しそうにやっていたことだ。ボヤッキーは素晴らしい。
ドロンジョ役の深田恭子もアニメとは別の次元で、「らしさ」を出していた。
ドロンボー一味のテーマを踊るところなど、
「ここまでやるか」という感動すら覚えた。

ストーリーなどはあえて考える必要もない。
何せ子どものころから知っている訳で、
同じところ・変わっているところをとにかく楽しんだ。

ドロンボー一味が、解散になって三叉路を別れるくだりは
いまでもアニメのシーンが記憶に残る。

マッハGo!Go!Go!でも思ったが、再現への作りこみと
映画ならではの独創性は、作り手の才能が分かりやすい。

悪役が注目される映画も珍しいが、タイムボカンシリーズには
主役以上になくてはならない存在だ。

温故知新。