花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 カフェハイマート 和栗のモンブラン@東京駅

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前に、通りがかったとき、2つのメニューが気になった。
ひとつはナポリタン。喫茶店ナポリタンでありながら、
ミートボールがトッピングされている。
もうひとつは、「熊本産 和栗のモンブラン」というものだった。
人間ドックで、バリウムの洗礼を受け、東京駅についたころは、
下剤も効いてきた。

その前にCASAでブランチをしたとき、
そういえばカサブランカは「白い家」だし、
モンブランは「白い山」だなあ、と渋る腹をさすりながら考え、
結構、お下品な連想が嵩じて、お店に向う。

東京駅から大手町へつづくコンコースの途中にある「日本ビル」の地下にある。
入口で、うろうろすると、女店主と思しき人に声をかけられる。
入る前に注文を聞かれ、席に案内される。モンブラン500円、セットで800円。
このお店は、分煙をしていない(さすがサラリーマンの牙城!)ので、
煙の少なそうな席に案内をしてくれた。

出てきたモンブランは、メレンゲの上に砂糖の入っていない生クリームをのせ、
その上に栗のクリームがとりまく。
ひとつひとつのパーツは、相応の癖、というか特色があるが、
一緒に食べると、とても美味い。
銀座アンジェリーナのそれよりも甘さは控え目で、
カフェギンザみゆき館のものよりも「しつこく」はない。
わりと年輩の人にも好まれそうな感じがした。

先ほどの女主人が「いかがですか」と聞きにきた。
まあ、芝田山親方ではないので、気の利いたコメントはいえなかったが…。
主人いわく、今後はこれを「売り」にしてゆきたい、とのこと。
場所柄、客層が30代~60代までなら、結構いいのでは、と思った。
本当の意味で「大人のスイーツ」に向いている。
ただ若干、お店が目立たないかな、とも思った。
そこがかえって「知る人ぞ」のような感じでも良いと思うが…。
次回はナポリタンに挑戦したい。