花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(154) 新境地突入!

今年も人間ドックの季節になる。
一番気になるのは体重だが、昨年は9キロ減。
あと少しで2ケタだった、という後悔もあったが、
今年は7キロ減。この2年で16キロ減少。
そして90キロを割った。

さしたるダイエット法を知らず、
食うモノも食って(このブログでお分かりかと…)
減っているのは、きっと読んでいる人には不可解なことかもしれない。
病気もせず、ちょっと前の腸炎で減った体重もそのままになっている。

現在は、毎朝腹筋80回
駅まで15分程度歩いて
食事は1日2回で野菜をとり、
夜9時以降、食べない。
無理して毎日「呑まない」

それをモットーにしているが、
最近はけっして厳密ではなく、
結構、空腹と食欲に屈することもあるが、
何とか減ってきている。

来年はもう、そんなに減ることもないかなあ、とも思っている。
今回でメタボ予備軍からは除隊になるだろうか。

しかし、標準体重、というのが183センチだと73キロ。
いったいどんな人間がそうなのかと気になり検索してみる。
ヒットしたのは、
サッカー選手でシェフチェンコ
陸上選手でタイソン・ゲイ
テニス選手でアナ・イワノビッチ
こういったプロフィールを公開しているのは確かにスポーツ選手が多いと思うが、
ほんとうにこれが「標準」体重なのか?
この標準体重の出し方は「ブローカ式桂変法」というもので、
ブローカ指数を桂英輔が改良したもの、とされる。(Wikipediaより)

街中の人をみて、どう考えても、これが「標準」とは言いがたい。
この数字をオーバーしたら、なんか悪いことでもあるのだろうか、とも思う。
確かに、メタボリック・シンドロームは健康に良くないということかもしれないが、
その話のなかで、おカネがチラチラ現れるのはちょっとイヤだ。

健康に生きる、というのは「気持ち良く」生きるということだと思う。
その「気持ち良さ」が時として、過剰な食欲を満たすという時期もあると思う。
ただ、ある程度「原始的な欲」を「自制」または「超越」することが、
健康的に生きようとする人にとっては必要なのかもしれない。
グルメ気分で思う存分食べて、それでもおカネをかけてダイエットに走る、
つまりは「欲」で「欲」を超えることはできない、ということだと思う。

今日の受付待合で、ずーと、イヤというほど流された
石田純一東尾理子の熱愛報道も見ながら、そう思った。(?)

しかしながら、食が細めになって、バリウムを飲み下すのが、苦手になった。
昨年と唯一救われたのが、半日ドックの食事券が、病院内の食堂だけでなく、
ファミレスのCASAでも使える、ということだった。
正直病院のピラフの不味さに辟易していたので、これは助かった。
会社の上司と行って、しばしブランチを楽しむ。