日本国憲法百景・再び （１）
職場の近くにはネコが多い。
ほとんどは野良であるが、
いわゆる「地域猫」という考えでいいのだろうか。
長らくそのネコたちにエサをあげている人も顔見知りになっている。
その人の前では、警戒心の強い野良でも「ニャ～～ン」と
およそ野良らしからぬ声でお腹を向けて甘え出す。
きっと「神様」なのだろう。
野良でもキチッと避妊手術をさせ、病気の時には医者にみせている。
それでも生まれる子猫には、里親を探す。
けっこう基準が厳しく、
ゲームセンターで放し飼いにする飼い主には断ったこともあるようだ。
それでも、町内での意見は分かれるようだ。
勿論、そのネコたちの生活によって
糞尿やゴミが荒らされることもあるかもしれない。
まあ、ネコは公衆トイレなどあるわけも・知るわけもなく、
ゴミをあらすのも、カラスや、時には人間、ということもある。
エサをあげるな、食い散らかして云々、と言われたことがある。
こっちがやっとことではないのに…。
当方全く関知せず。そのエサやりのオジサンがキチッと片付けていて、
迷惑に感じたことはなく、また、今の場所でエサをあげなくなったら、
きっとまた別の場所であげるだろう。
もし、エサをあげなかったら、ネコは本当にゴミを漁るんじゃないだろうか。
勿論、人間世界の厳しさを教えることも必要で、屋内に入ってきたら、
容赦なくホウキで叩いている。そういう共存関係でもいいと思っている。
さて、仕事から帰ってくるときのコンビニで、
入口付近にそこで買った食べ物の容器が散らかっていることをしばし見つける。
すぐそばにゴミ箱があるのに…。
躾が必要なのは、どっちか。
第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、
この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
