花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 キャスティール・ブリューン @神保町ミロンガ

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夏の読書期間の本を物色しに神保町へ行く。
予想外の出費もあった。

そして今回は、余裕を持って、ミロンガ入る。
前回同様、というか案の定、ギロチンビールはない。

そこで、普段飲まないものを頼むこととした。
ゆっくり味わいながら、という文句と
11パーセントのアルコール度数にひかれ、
このキャスティール・ブリューンを頼む。

先ずは、これがビールなのか、と思うほどの芳醇さに驚いた。
確かにワインに近い。
冷やされた銅製のマグカップに注ぎ込まれたビールは、
余計な泡立ちもない。
やや底辺に重心においた瓶の姿は、
しっとりとした「お酒」として、上品な佇まいを守っていた。
外が熱かったから飲む、というものではないと思った。
いやあ、同じビールでも、昨日のオリオンビールとは違うなあ、と思った。
(オリオンビールも大好きだけど…)

週末でやや混みあっているせいか、
または冷房から離れた場所のせいか、
室内は蒸し暑かった。
そこでしばし読書。

と、いつもならここで終わるところだったが、
今回は続きがあり、途中で、見覚えのある顔があった。

よくみると佐高信だった。
佐高信については、ちょっとした因縁
(といっても本人は関知しないところだろう)があり、
http://blogs.yahoo.co.jp/friedeggmachine/46673127.html
大いに気になった。

よく見たら、かぼちゃのチーズケーキを注文していた。
辛口批評のオッサンも、きっと甘党なのだろう、と思った。
糖尿、気をつけろよ、と思いながら席を立った…。