花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(180) 一人歩き居酒屋開店

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一人で居酒屋に入るのは、なかなかタイミングとして難しい。
それが旅行先であれば問題ないが、
どうせならちょっと我慢して家酒の方が安上がり、と考えると二の足を踏む。

しかし、どうしても一杯と思うときは、普段立ち寄るコンビニで手を伸ばす。

たまに「竜田揚げ串 100円」なんかあると、術中にはまる。
期間限定と思しき「エビス 超長期熟成ビール」と串2本。
店を出て、早速開ける。

初冬の夜風は冷たいが、ビールの冷たさは心地よい。
誰彼が見ることなく、淡々と足音と咀嚼の音が交じり合う。
大体、帰る少し前で、事が済み、近所のコンビニでゴミを捨てる。

まあ、エコというかエゴというか…。