花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(183) 銀座往来

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ハンバーガーチェーンのウェンディーズが今月末、全店舗を閉鎖・撤退する。
今回のテーマとやや外れるが、ウェンディーズのイメージは
横浜伊勢崎町あたりにある。学生のころなんとなく横浜に行った時の
おしゃれな?イメージと合致した。
マクドナルドよりもガツガツせず、店内もどことなく広く・落ち着いていた。

マクドナルドも、ウェンディーズも、1号店は銀座に出した。
スターバックスタリーズも、銀座。
ある意味「日本1号店」の象徴でもある。

ふと記憶に残っていたウェンディーズの1号店の辺りを歩いてみた。
ヤマハ楽器の向かい側だったかなあ、と思いながら…。
でもなかった。そこで目に付いたのはブラインドを閉め切った黒いビルへの人だかり。

アバクロというカジュアルブランドの1号店がオープンしたらしい。
信号を隔てた向かい側まで列が続くようだ。
今までと違い、派手な広告よりも、敷居の高さでどことなく価値を高め、
ネットで広がり、テレビの取材も拒否のような閉鎖感がどことなく好まれるのだろうか。
テレビでもでていたが、マネキンのような「アバクロ兄ちゃん」が
見知らぬ女性との2ショットに収まり続けていた。

少し歩けば、同じようなお店、H&MやZARA、ユニクロなどがある。

銀座は人の往来も多いが、店の往来も激しい。