花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(186) 年始と福袋

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体力を消耗したまま年の瀬になり、元旦の仕事を終えた夜には、
ふらふらしていた。
安心して風邪ひけるのは、正月くらい、とおもったら、
2・3日は本当に風邪になり、姪っ子5歳児の奇襲を避けるように
寝正月となった。

なので、本当の年始は4日からで、明日からの仕事を前に映画を気張って2本観る。
映画のインターバルで、銀座をぶらつく。
壁に穴を空けられ、時計を盗まれた、とのことで、
寝正月のテレビに流れた天賞堂があった。
人通りに面した入口は、何食わぬ顔で店は開店していたが、
現場の裏側の路地は、シートが掛けられていた。
角には監視カメラが2台あったが、どこか虚しかった。

そこからジャポネでスパゲティを、と思ったら、明日から。
仕方なしにHMVへ行くと、数量限定の福袋、というか福箱が…。
1,000円はかなりお得なのか…。
今まで、福袋に群がる、という性質がなかったため、物は試し、と買ってみる。

今になって思うのだが、「福袋は開けるまでが楽しみ」なのだろう。
きっと買った皆が不満のでないジャンルに気を配ったのか、
結果として何一つ聴きたいと思うものがなかった。
100円の価格設定で10枚だから1,000円?
いまさら「愛・地球博」がらみのCDって…。
ああ、カセットテープまである…。

きっとHMVの人たちも、開けたあとの表情を察してこのセットを作ったなら、
相当の悪よのう、と感じてしまった。フリーマーケットの方がまだマシなような気がする。
せめて得したのは、HMVの大袋を貰えたことか…。

どこかしょっぱい、年始のひとコマ…。