花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 臼家(うすけ)@高田馬場

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芳林堂書店のあるF1ビル2階に開店。
元は揚子江飯店だった場所。

2月の開店の時は、チラシ持参で、半額セールとなっていた。
入ろうと思ったが、相当待たされそうな予感がしてスルーした。

3月に入り、満を持して行ってみる。
早番で、休憩が取れなかったので、12時間ぶりの食事。
うどんは身体に良さそうと…。

エレベータで上がった正面の入口は、板戸のようなドア。
中が見えない。そうまでして隠す必要があるのか?と思ったが、
何がしかの問題でもあるのだろうか。

午後9時近くの店内は、広いが、客も丁度引いた後、
といった感じで寛(くつろ)げた。
それでも、何組かが入ってくるので、
ラーメン激戦区にうどんもなかなかのニッチなのかも、と思った。

小豆島のうどんらしい。店の名前は、温水某をほうふつとさせる。
ぶっかけたらふく手延うどん(2人前の量とのこと)980円、
鯛めし400円、久保田千寿900円、あつあつだしまき玉子600円を注文。
はっきり言って高い。が、「昼抜き」が金銭感覚を惑わせた。

空きっ腹に久保田は…と思い、店員にすぐにできるもの、と聞いたら
だしまき玉子、と言ったので、頼んだら、一番最後に出てきた(涙)。
まあ、玉子焼きは手間がかかるのに、と思ったが、厨房の奥に目をやると、
レンジで温めているようだった。

店内には、ジャズが流れていたが、その空気を刺すように、
電子レンジのチン!が響いた。
ああ、焼いてないのか、思い、箸でつまむと、外側は熱くなく、
内側がやたら熱い。完璧レンジだ、と思った。それで600円は…。

確かに、うどんは美味かった。
麺はツルツル、とした容姿をしつつ、食感のモチモチ感が素晴らしい。
温麺にしたが、やや冷め気味にして食べたので、
気持ちよく、ガッツけた。

やや控え目な麺つゆも、てんかすやかつおぶしと絡み合って、
味もしっかりしている。食べ応えもあって、これは正解だった。
鯛めしは、そのままの味。鯛の身を丁寧にほぐしている。

うどんだけのメニューやちゃんこ鍋(舞の海監修)がある。
どれだけウケるか分からないが、もうちょっと金額を安くして
大衆受けした方が良いような気がした。特に高田馬場だから。