花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 和豚もちぶた専門店 だるま@西葛西

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越後のもちぶたを扱っている専門店、とのこと。
場所は、かつて骨董(ガラクタ?)喫茶店のあった場所。
HPには2008年1月開店、とのことで、実に2年間も気付かなかった…。
入口のショーケースにあった「スペシャかつ丼
コの字型にカウンターが並ぶ。牛丼屋をちょっと高級にしたような店内。

時間帯のせいか、9時を過ぎた頃で、客は自分も含め3人しかいなかった。
だるまの湯のみも特徴的だが、湯のみが熱すぎたのも印象的だった。
スペシャかつ丼は、かつ1.5倍、玉子2個という大盤振る舞いらしい。

出てきたモノは、器としては、ごく普通のかつ丼だが、
ふたを開けると、かつがぎっしりと詰まっていた。
玉子は、一つがかけとじで、もうひとつは黄身が目玉状になっていた。
それを崩しながら、濃厚なとろみを楽しむ。

かつもレンジでチンしたようなアツアツ。
たしかに、豚肉は、良いものを使っているようで、
脂にしつこさがなく、1.5倍でも、胃に負担はなかった。
川崎で勤めていた時代、「かつ丼評論家」として、
各店のかつ丼を食べたが、それに比しても美味い。
ちなみに川崎はとんかつの和幸をはじめ、とんかつ屋が多い。

さまざまなかつのバリエーションはあるようだ。
まあ、難をいえば、スペシャルなだけに1,100円は高い。
確かに常連で頻繁に行くには荷と胃が重いかもしれない。

しかし、たまの贅沢や、疲れがたまりきっているときの
パワー回復には適していると思われる。
実際、そういう日だったので、脂を身体が喜んで受け入れていた…。