花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(198) コーラ点描

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

人は炭酸飲料を口にするとき、どんな快感を得るのだろう。
喉越しを刺激するあのパチパチか、
さてはキレに救われる甘味か(実際コーラはものすごく甘い)
飲んだ後に出てくるゲップの排泄感か…。

人々の趣向は変わり、
糖分ゼロのもの(代替甘味料がとてもキライ…)
カロリーゼロのもの
違う味わいのもの
そういったものが市場に溢れている。

コーラは、コカコーラが未だ市場を席巻している。
今までも「蟷螂の斧」がいくつも出ていた。
ヴァージン・コーラなんかもそう。
ペプシの踏ん張りは、せいぜい比較広告をだしたあの時のこと
(飲んだ人の半数近くがペプシを選びました、ということは半分以上が…?)
それ以外は、色物に走った感もある。
昨年出た、あずきコーラは、気持ち良いくらい失敗している。

今回は、「バオバブ」という変則技。
まず、気になったのは、「これぞ本場の味」と一体誰が言えるのか?
しかも無果汁。何が飲み手にとってバオバブと感じるのか。
飲んでみると、小さい頃駄菓子屋で飲んだ30円コーラに味が似ていた。

また、アサヒ飲料からでたグリーンコーラは、
素材にこだわった、とのこと。
果汁1%にある「こだわり」とは何のか。
飲んだ後にも分からなかった。

当分、コカコーラの「1強」時代は続くのだろう…。

ちなみに、熊谷のホルモン焼き名店の「水よし」で聞いた話では、
コークハイはコーラとウィスキー
コーラハイはコーラと焼酎で割ったもの、とのこと。