花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 ナポレオンの一撃@新宿紀伊国屋JINJIN

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仕事の本を購入後、食事をとった。
新宿紀伊国屋本店の地下1階は、毎度カレーの匂いが漂う。
神保町でも思うのだが、本とカレーでなぜか近い。
手っ取り早いからなのだろうか…。

しかし、今回は、黒いスバゲッティが気になり、この店に入る。
昔、入ったことがあったが、今では他に2店舗構えているらしい。
しかし、ホール・厨房とも、若い子がやっているので、ぎこちない。
夕方だから客足の谷なのかもしれないが、少ない割には、時間がかかった。

その黒スパゲッティの名は「ナポレオンの一撃」。
どんなインパクトがあるのか、と期待した。
最初大盛りを頼んだが、これは標準が大盛りです、とのことで標準にする。

黒はカラスミではなく、単なるソースだった。
醤油の味が浸かった豚肉と彩りのトマトが乗っかってきた。
正直、味はスパゲッティで作った「焼きそば」としか感じなかった。

料理名は、ナポレオンが大砲の名手で、スフィンクスに一撃を加えたような、
というインパクトを求めたのだろうか。大砲の色=黒?と様々憶測をしたものの、
よく分からない。麺は大盛りとのことだったが、この2倍でも充分普通。

JINJINを調べてみると「味と民芸」グループで、
今では「ぶぶか」もその傘下に収めている。

ジンジンといえば、竹本孝之の「てれてジンジン」を思い出したが、
あれは「てれてZinZin」だった。蛇足。