花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 トマトと蕎麦の相性は… つけ蕎麦安土@高田馬場

イメージ 1

イメージ 2

蕎麦で流行を追う、というのも高田馬場ではアリなのかもしれない。
まあ、富士そばの「ソバゲティ」なるものがあるらしいが、それは未知なるものとして、
ラー油入り蕎麦、という幟が、店先に立っていた。

それよりも、今回は、「深コクトマトつけ蕎麦」なるものに関心を持ちチャレンジ。
「イタリアン系つけ蕎麦」とは、なかなか挑発的。(笑)
麺は大大(350グラム)で850円。ついでに香味揚げミニ丼250円も追加。

つけ汁は、濃厚なトマトスープにラー油、シソが入っている。
ドロッとした感覚は、食べ応えの良さを感じさせる。
なぜか、普通のめんつゆも付いてきた。これはチェイサーなのか…。

蕎麦は、十割蕎麦。しっかりとコシがあり、歯応えが素晴らしい。
しかし、今回は、これが徒(あだ)になったように思えた。
そう、それこそロー・クオリティ?のフニャフニャっとした蕎麦の方が、
トマトスープと良く吸い・絡むような気がした。
刻み海苔も、トマトとはちょっとミスマッチか…。

ともあれ、トマト・めんつゆのいずれの味も堪能できて良かった。
恐らくそれに、無料のゴマや、玉子、てんかすなど、味のバリエーションは
もっと広がるだろうが、あえて選択の幅は狭くした。

サービスでそば湯を持ってきてくれた。
白濁したそば湯は、以前、駒込蕎麦屋「いし月」で味わったものと同等の
深い味わいだった。蕎麦屋で、いろいろと楽しませてくれるのが嬉しい。