花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 ちべたいのも好き 麺屋武蔵鷹虎@高田馬場

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叫びたくなるような、夏の夕方。気温はきっと35度はあるだろう。
冷たい蕎麦を、と思いながらも、ついつい客足が少なかったのを幸いに
鷹虎に入ってしまった。

期間限定の特製胡麻つけ麺を頼む。ぴったり千円。

店内から見る外の景色は、日照りの明るさで、暖簾のエンジがくっきり際立つ。

胡麻つけ麺であっても、魚粉を忘れない。
カウンターの狭さに格闘し、若干むせながらも、食べる。
濃厚なダシと、味玉子やチャーシューを脇役にしてしまう豚角煮。
大盛りを頼んだので、残り汁は少ないものの、スープ割りを注文。

初めてだが、熱いのと冷たいのがあるそうだ。
一瞬の逡巡があったが、冷たいのにする。
冷蔵庫からそろり、とスープを入れて持ってくる。

渋谷の武骨外伝のような白濁系かと思ったら、普通だった。
味は、正直にいうと、スープを薄くした以上のことは何もなかった。

しかし、発汗をともなわず、完食できたのが嬉しかった。
おいしゅうございました。