花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 胡弓の調べ 龍高飯店@西葛西

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地元とはいえ、ふらりと入る店があるわけではない。

この日もひとり飯をどうするか迷ったあげくに、この店に入る。
この店を逃すと、自宅までほとんど店がない。

週末で、夜も賑わっている中、店の人が片隅で胡弓(二胡?)を奏でていた。
おお、生演奏、と思いながら、角煮炒飯と鉄鍋餃子、ビールを飲む。

中華料理の最大の課題。ビールのつまみに餃子を食べること。

餃子ができるまで、ビールを飲み干してしまう可能性が高い。
ましてや、ご飯とビールの同時並行は、ちと許しがたい。

この店の厨房は手際が良いが、それでも
ビール→炒飯→餃子という、一番恐れていた順番で来る。
それでも、それぞれが、何となく間に合ったから、よしとすべきか…。

龍高飯店の炒飯は、相変わらず破壊的。
しかし薄味なので食べられる。玉子スープは口休め程度の塩分しかない。
鉄鍋餃子は、醤油は不要でそのまま口にできる。
焼きたてのパリパリ感と、餡の濃い味付け、ちょっと注意しないとはみ出る脂は
ダイエットモードの頭をリセットさせる。

最近ラーメンばかりで、少し控えようとして、
炒飯・餃子は殆ど変わりないのではなかろうか?
満腹になりつつ、少しうなだれつつ、家路に着く。