花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』

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コンビニに1巻が置いてあった。
ということは、近日中に2巻がでるのだろうと思い、購入。
手塚治虫マンガ賞か何かを獲ったことは知っていた。

帝政ローマ時代の浴場設計士ルシウスが、当時の様々な難題を抱え、
風呂場でのアクシデントで器用にタイムスリップし、
現代のお風呂事情(そしてなぜか「平たい顔の民族」日本)に
カルチャー・ショックを受けながら、自分の時代に戻り、身を立ててゆく。

絵画調で動きの乏しい(そして拙い)画風がシュールだなあ、と。
着想の面白みもある。続巻も購入。

ネタのオチをハラハラしながら読むのも楽しいが、
いつネタ切れを起こすのか、ハラハラしながら読むのも一興。