花鳥風月記

流れる水に文字を書く

SPACE BATTLESHIP ヤマト

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舞浜のイクスピアリにて。
上映直後でも、結構空いているイクスピアリだが、
今回は、ちょっと多かった。ま、それでも半分はいないが…。

宇宙戦艦ヤマト」の実写版。
VFX映画の名匠、山崎貴監督ということもあり、
映像の迫力は申し分なかった。

アラフォー世代には、アニメ版はリアルな記憶だろう。
観に来ている人は、いろんな世代がいたが、
「ああ、あのシーン」と懐かしさに触れるところあり、
また、予想外の設定(佐渡先生とか)に、良い意味で裏切られた。
なんせ、あのアナライザーときたら…。

様々な仕掛けが、「面白く作りたい」という意欲が満ちていて、面白い。
キャストも、原作に忠実であるばかりでなく、
沖田艦長の山崎努のように、知らなくても、その役にピタリはまる俳優もいる。
森雪役の黒木メイサもカッコイイ。

しかし、この映画には木村拓哉はいたが、古代進はいなかった。
好きな映画をあまりどうこう言いたくないので、
観てから分かってもらえればいいが、
森雪とのラブシーンは、会場に失笑が漏れていた…orz。
そして、その後の森雪のキャラクター設定がちょっと残念なことになった。

なぜ、ヤマトに古代進を乗せなかったのだろう…。
それだけが心残りな感想だった。