花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(211) スペシャル・ローリング・サンダー的な、何か。

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毎朝、顔を舐(ねぶ)るように這わせるかみそり。

小さい頃は1枚刃。

物心ついて、自分で使うようになってからは2枚刃。

社会人の頃から、3枚刃となり、現在4枚刃となる。

そして、今、5枚刃も現れた(写真奥)。

2枚刃の宣伝文句、うん、3枚刃までは、分かろうと努力できた。

しかし、4枚から先は、理解不能
本体の値段は変わらないが、替刃の値段が高い。
刃の枚数が増えるごとに、価格が硬直しているような気がする。
5枚は、やはり「リンかけ世代」にとっては、特別な感情を想起させる。

もっとも、電動シェーバーも利用する人もいるだろう。
最近のは、性能も良いようだし…。
しかし、肌が弱いので、シェービング・ムースを塗って、
そろりそろりと剃る。流血の惨事も結構ある。
休みの日は、肌を守るため、放置することもある。

5枚刃をためしに使ってみた。
他とは違い、なにかサスペンションのようなものが付いている。
頬のラインは綺麗にいけるが、顎の斜面のキツイところや、
鼻の下の細かいところは、うまくいかない。

しかし、最近のかみそりは、「スムーサー?」のようなものがついている。
まるで、アマダイを触った時のようなヌルヌルしたもの。
スムーサーの成分がなくなったら、替え時ということかもしれんが、
がま口は、そこまでスムースに開かない。

6、7、と続くのか…。