愚短想 番外編 久々の部活動 しろたえ喫茶部＠赤坂
久々に赤坂見附から降りた。
赤プリの最後の姿を見つつ、鹿島の新しいビルの建築現場を見上げながら、
こんな無常観あふれる(悪く言えば無駄な)光景は、いつまで続くのだろう、
と考えつつ、店に向かう。
相変わらず、賑わっている。
階段を下りた先の禁煙席に座り、
名物のレアチーズケーキと自家製ミルフィーユ、
そしてコーヒーを注文する。
ミルフィーユは、意外に厚みがあって、硬め。
最初の一撃で脆くも、崩れ去った…orz。
これは、婦人の布陣が貼られるなか、
お上品に食べるのは、ちょっと難しいかもしれない。
レアチーズケーキは、今更言うまでもなく、美味い。
濃厚で、どっしりとしたチーズがドカン、とくる。
テーブルには、砂糖の器に「わが名はアラム」と彫ってあり、
どうやらアメリカのサロイヤンという作家の短編小説のタイトルらしい。
今度、読んでみよう。
今回は、ケーキを食べながら、石川淳の「紫苑物語」を読んだ。
