花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 だるま@門前仲町

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初冬の深川不動尊は、夕刻にもなると、ひっそりと寂しい。
門前の店じまいも、どことなく早く思える。
しかし、人出は、これからの時間、酒場に移るだけで、
街の賑わいが変わる事はない。

不動尊から少し歩くと、この店の看板とちょうちんが見える。
開店直後で、先客は1名。
昭和47年創業で、なかなか風情あふれる佇まい。
どことなく懐かしい感じがする。

カウンターには、レモンとライムが置いてあって、
酎ハイは、それで好みの味にするようだ。
今回は、生ビールにした。500円。

茅場町など、ビジネス街にも近いせいか、
海外のお客も多い様子。写真が何枚も貼られていた。
マイルス・デイビスのポスターが貼られ、
BGMも演歌ではなく、洋楽(Jazzかオールディーズ)だった。
開店直後で、意外と静かに落ち着いて飲むことができた。

常連さんがかなり多い様子。
というよりも、最初、常連さんと店員さんの区別がつかなかった。(笑)
それでも、キビキビと動きながら、蕗をむきながら、料理を作っていた。

おつまみは、まぐろぶつ、煮込み、串カツ。各600円くらい。
マグロは、脂もなかなか。串カツは揚げたてが嬉しい。

普段行く店から見ると、やや高めだが、
落ち着ける場所としては、(時間は選ばねばならないかもしれないが…)
良いのではないかと思う。

飛び込みで、雑誌の取材の依頼をされていたようだが、
結構、取り上げられるのも、大変らしい。
ま、客あっての酒場ですから…。