花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 麺屋ZERO1@西葛西

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西葛西にあった「ちゃぶとん」が潰れた。
最初は、看板だけ変わったのかと思った。
2008年12月の開店だったから、2年契約で更新しなかったのだろう。
確かに、看板や創設者の自己主張の割には、
閑古鳥が鳴いていた…。

※あとで企業体であるグロービート・ジャパンのHPを見たら、
らーめん花月・ちゃぶとん・麺屋ZERO1は同じ会社の別ブランドだった。
ま、関係ないわけではないようだ。

店内は、ほぼ居抜きで使われている。
シャッターが斜めになって、
上がりきれていないのが気になったが、
とりあえず、新店の内容を知りたく、入った。

まず、ちゃぶとんとの違いは接客対応だった。
どちらもフランチャイズであるようだが、
数合わせに思えたちゃぶとんと違い、
それなりの教育があるように思えた。
無理な拡大よりも、着実な印象を持つ。

武士系豚骨つけ麺中盛り(300グラム)を注文。750円。
品は正直、店名の由来であるZEROから作り上げる、
というより、何かの模倣という感じがあった。
浅草開化楼の麺を使っているから、というわけではないが、
六厘舎のつけ麺と、ほぼ同じ味に思えた。
料理名からいって、そんな感じがした。

しかし、それが悪い、というよりも、
身近に食べられる「近しさ・親しみやすさ」が
もしかしたら「売り」なのかもしれない。
どことなく、若い組織の青々しさと清々しさを感じながら、
ちょっと間を置いてから、再訪してみよう、と思った。