花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(213) 名前の分からない音楽を探す

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探し物は、わりと執念深い方だと思う。
アーティスト名や、アルバム・曲名が分かれば、
探し回ること自体は、結構好きな方だ。

大きなCDショップも探すが、
今や、大抵の大型店舗はフランチャイズなので、意外に品揃えは良くない。
主戦場は、中古レコード店か個人経営。
※ここで意識しなかったことに気付いたが、
なぜ新品を扱う店がCDショップで、中古がレコード店か。
ま、今や中古CDショップと言うのかもしれないが、
その言葉と存在の軽さが、どことなく耐えられない…。

中古の類には、いわゆるブート盤(海賊盤)もあり、
ご法度モノかもしれないが、どことなく貴重な感じがする。
以前、ジェネシスプログレ時代のブート盤に興味津々だった。
(なんか、1枚だけ買ったような思い出がある)

しかし、厄介なのが、タイトル知らず。
昔は、レコード屋の店頭で何となく鼻唄で探り当てる、
その道の「達人」もいたが、今や、もう少ないだろう。
それ以上に、音楽ソフトが増殖しすぎている感じもある。

今までで、探り当てていないのが、覚えているので2曲。
1曲は、レゲエっぽいロックで、今から27年くらい前のもの。
FM番組をエアチェックして(懐かしすぎる…)、
テープにたまたま録音していたものが、意外とよかったので、
なんの曲か探したかったが、何語だか歌詞も分からず、探しようがない。
テープは残っているかも分からない上、再生できる可能性が皆無に等しい。

もう1曲は、昨年、代官山dessert bar Fで話をした時に出てきた
2003年に出たらしい、洋楽。
その後、ネットで検索し、これ、と思ったものが不正解だった。
何かリベンジを期したいが、これまた可能性が低い。

井上陽水ではないが、
「探すのをやめた時、見つかることも良くある話で…」(夢の中へ)
だったら良いなあ…。